こんにちは。行政書士の石濵です。今回は離婚調停に必要となるものを紹介したいと思います。なお、各家庭裁判所によって必要書類や必要となる郵便切手が少しずつ違ってきます。今回は僕の地元である名古屋家庭裁判所を対象とさせていただきますので、申し立ての際には必ずHPかお電話、又は裁判所の窓口で必要書類のご確認をお願い致します。

申し立てを行う家庭裁判所について

 まず、申し立てをする裁判所ですが、どこでも良いわけではありません。ちゃんと場所が決まっています。
 必ず「相手の住所地を管轄する家庭裁判所」へ申し立てをしてください。
管轄する家庭裁判所の確認は裁判所HPより

申し立てに必要なもの

 名古屋家庭裁判所に離婚調停を申し立てるに際して以下のものが必要となります。用意した上で当該家庭裁判所の窓口へ行きましょう。
① 収入印紙 1,200円分
② 連絡用の郵便切手 1,164円分(84円×10枚、100円×2枚、10円×10枚、2円×10枚、1円×4枚)
③申立書2部(1部はコピー)
④連絡先の届け出書
⑤進行連絡メモ
⑥戸籍謄本(全部事項証明書)
⑦年金分割の為の情報通知書(年金分割の申立が含まれている場合)
⑧年金分割の為の情報通知書のコピー2部(年金分割の申立が含まれている場合)
また、相手に住所を知られたくない場合は別に”非開示希望申出書”を提出します。

書類について

 上記③~⑤及び非開示希望申立書は裁判所のHPよりダウンロードすることが出来ます。特に長文を書かせるようなものではなく、レ点を打つ箇所が多いので、記載時に困ることは少ないのではないでしょうか。
 以下、ダウンロードできる資料です。
申立書
申立書記入例
連絡先の届け出書
進行連絡メモ
進行連絡メモ記入例
非開示希望申出書
上記書類はすべて名古屋家庭裁判所HP内にあります。

その後の流れ

 その後の流れはおおまかに以下のようになります。

いかがでしたでしょうか。今回はここまでとします。またよろしくお願い致します。